2005年の活動紹介
 

2005年3月(Le BENKEI)
 第2回 理事会

  2004年4月(Le BENKEI)
 第3回 理事会
  2005年4月(奈良市)講演
 奈良市生活学級 食と生活習慣病
 

2005年4月 講演
 奈良県南部農林振興センター
 西吉野における、地産地消


鬼御膳の料理

2005年4月(萬京)会員限定
・薬師寺伝統料理、鬼御膳を萬京で味わう
 鬼御膳の由来は、薬師寺では、除災招福の
 行事として室町時代より「鬼追い式」という
 儀式が伝えられています。この儀式の前に
 鬼役の人は心、体を清めるため、
  又より鬼らしくなるために、薬師寺が
  用意した鬼料理をいただかなくては
  なりません。
 その料理が先八寸の鬼御膳です。
 薬師寺の「鬼追い式」は4月5日に
 おこなわれます。


パネルディスカッション


懇親会


地元の肉と野菜を使った料理


スープの料理


スローフード奈良公式ホームページ

2005年5月8日(Le BENKEI)
・臨時総会
・パネルディスカッション
テーマ:「かけがえのない子どもへの食育」
  楽しく 美しく 幸せな食卓のために
パネラー:
 岩田節子(管理栄養士)
 東口義巳(生産者/とぐちファーム社長)
 佐伯省吾(料理関係者/西大和さえき社長)
 中島史子(エッセイスト)
コーディネイター:
 尾川欣司 (スローフード奈良CV代表)
 岩田:おばあちゃんやおじいちゃんのいる家
 は、体にも良い根菜などの野菜を使った料理が
  多いが、若いお母さんだけの家では手間ひま
  かかる料理はできないところが多い 。
 東口:なるべく安心しておいしいものを作り
  たいという思いで、野菜や米を作っている。
  地元のものは地元で消費するのが一番。
  生産した農作物はほとんど、県内で消費
  している。
 佐伯:旬をしり、野菜を炊くのが料理の原点。
 両親は子どもと一緒に料理を作り、料理と
 ともに、食べる楽しさを味わってください。  中島:食べる前に、いただきますという意味
  は、他の命をいただくことに対する感謝や、
 食材を育ててくれた農家の人に対し感謝が
  あるのに、分かっていない母親がいる。
 尾川:野菜(とうがん)の処理の仕方の
 講習会などの必要性と結婚や子育てなどを
 側面から支援する場の提供などを考えている。
・懇親会 地産地消のフルコース
・スローフードのロゴ使用規定
・スローフード奈良の公式ホームページ公開
 奈良公園には瑠璃色(青紫色)に輝く
  美くしいルリセンチコガネとよばれる
「型」が生息しています。

  2005年5月 講演
 郡山西小学校PTA総会
 かけがえのない子どもへの食育
  2004年6月 講演
 奈良県立医大消化器総合外科
 奈良にうまいものあり
  2004年6月 講演
 郡山矢田幼稚園 保護者会
 かけがえのない子どもへの食育
  2004年7月 講演
 (財)煎茶道 方円流 総会
 「食と健康」日常茶飯事とは

奈良新聞に掲載
2005年8月12日

2005年8月 講演
  奈良県 園長会 食育
 奈良新聞の記事内容を掲載
・「子どもと共に料理を」
・シェフの尾川さん大和郡山で「食育」講演
 県幼稚園教育研究会の教育講演会が十一日、
 大和郡山市北郡山町のやまと郡山城ホール
 であり、県内の幼稚園教員や市民ら約七百人
  が、食べることを通した教育「食育」に
  関する知識を深めた。
 幼稚園教育の専門性を高め、多様化する教育
 課題を解決する指導力向上を目的に開催。
 今回は、保護者と共に考えようと、始めて
 保護者への参加を呼びかけた。
 今回の主テーマは食育。日ごろから伝統食の
 見直しや食育の大切さを訴えている、
 仏料理レストラン「Le BENKEI」の
 オーナーシェフ、尾川欣司さんが講演した。
 尾川さんは「『食』は人を良くすると書く。
 しかっり食べないと良い人間は育たない」
 とした上で「最近、母親の料理力が落ちて
 いる」と指摘。どんな料理をしているか
 見せることも食育につながる」とし
 「子どもを台所に入らせ、積極的に料理の
 手伝いをさせよう」と訴えかけた。また、
 食生活を変える「意識づけ」の重要性も
 強調。朝食をきちんと食べるための夕食の
  時間設定や、食べ過ぎに留意すること、
 ニ、三歳までに正しい味覚の刷り込みを
  しておくことなどを、食に関する豊富な
 知識、経験を基に提示した。

 

2005年9月 講演
 奈良県栄養士会
 大和の食文化とスローフード


奈良新聞に掲載
2005年10月12日

2005年10月10日(信貴山のどか村)
・「食」のシンポジュームと大和肉鶏、
 大和野菜、新米を味わう
・共催:(社)国際観光日本レストラン協会
    奈良支部
・奈良新聞の記事を掲載
 「適度な脂肪締まり良く のぞか村で大和肉鶏
 食事会、味好評、地元の野菜も」
 食を語り、味わい、親交を深めよう、と
 スローフード奈良と国際レストラン協会
 奈良支部は十日三郷町信貴南畑一丁目の農業
 公園信貴山のぞか村で奈良特産の大和肉鶏や
  とれたての野菜を使った食事会を開催。
  また、今後の理想の食について会員らの
  代表が語った。
 スローフード奈良は昨年五月、大和郡山市
 北郡山町のレストラン「ル・ベンケイ」
 オーナーシェフの尾川欣司さんらが呼びかけ
 発足。消えつつある伝統食材や伝統的な料理
 を守り、伝える▽質の高い素材を提供している
 小規模生産者を守り、県民に知ってもらう
 ▽次世代を受け継ぐ子どもたちに正しい食育を
 を行うことを目的に活動している。
 この日は会員でもある出口清一・大和肉鶏農業
 協同組合長らと大和肉鶏を紹介。シャモと
 名古屋種、ニューハンプシャー種の良いところ
 を取り入れ、昭和五十七年、大和肉鶏と命名
 された、と解説。
 すき焼きにし、試食した会員らは、「ブロイ
 ラーに比べ、肉が赤味を帯び、脂肪が適度で
 肉締まりが良く歯ごたえも適当」と話し、
 好評。 地元のものを地元で、という「地場
 地産」にもこだわり、野菜はのぞか村で
 作られたハクサイやダイコン、ネギが振る
 舞われた。ただ、会員からは「今後の課題と
 して、量的な確保が難しく、値段も割高な
 もの」という指摘も。メンバーの一人、上田清
 ・大和郡山市長は「ほんものにこだわり、
 作り手の気持ちを考え、農業の活性化につな
 がれば」と話していた。


奈良新聞に掲載
2005年11月19日

2005年11月 講演
 県立郡山高校 家庭クラブ
・奈良新聞の記事を掲載
・経験もとに食事を解説
 大和郡山市城内町の県立郡山高校(松田圭正
 校長)で十五日、食の正しいあり方について
 学ぶ「食育」の講演会があり、同校の家庭
 クラブの一年生約四百人に、市内の仏料理
  レストラン「ル・ベンケイ」のオーナー
 シェフ尾川欣司さんが講演した。
 平成十九年に愛知県で開かれる全国家庭クラブ
 研究発表大会に近畿代表として出場する
 同クラブは、「食育」を中心とした研究発表を
 計画している。
 尾川さんは全国スローフード協会副会長で同校
 OB。豊富な経験をもとに食材の良しあしや、
 食事の取り方について解説。「意識して何を
 どれだけ食べるかを決めないと、食事が体や
 脳に悪影響を与える」と提言した。
 また、食料自給率が、先進諸国に比べて極端に
 低いことや、日本には世界中の飢餓が救える
 ほどの食べ残しがあることを紹介。「手間の
 かかる調理や賢い生活が、アレルギーを防止し
 、死の直前まで元気で過ごすことにつながる」
 とも訴えた。
 尾川さんを囲んで小講義も実施。同クラブ役員
 らは、奈良の伝統食材や調理法、食文化などに
 ついて質問を投げかけていた。